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授産製品コンクールへの想い③

2016年08月08日

授産製品コンクールへの想い 3
~平成28年度授産製品コンクール 原田 陽子 実行委員~
(医療法人好生会 はまかぜ)

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「とりあえず、コンクールに出すことに意味がある!!」 就労事業所に配属になってから4年間、そんな思いで浜松餃子を毎年授産製品コンクールに出品してきました。 当初は、プロの評価をもらいたいという気持ちで出していましたが、最近は想いに変化が出てきています。 毎年出して改善しているのに、・・・味は評価が高いのに何が足りないのか、コンクールに出し続けることにメリットはあるのか・・私は、そんな思いや葛藤もあって、今回実行委員をやらせていただいています。
 毎年受賞するのは同じような製品ばかり、どうせ出しても販路が広がるわけでもないし・・そんな思いを抱いている事業所も多いのではないかと思います。私の事業所みたいに、半ばやけくそになっている事業所もありますでしょうか(笑)。 「授産製品だからといって買ってもらえる時代は終った。一般の商品ともひけをとらない製品の完成度がないと売れない時代」。私が就労継続支援B型に所属して間もない頃にある方に言われた言葉です。お金、時間、良い材料、プロの作り手・・これらの物があればよい製品ができるのは当たり前。製造の過程での障害者施設ならではの工夫や、一般の商品と並べてもひけをとらない完成度。授産製品に求められるものは、障害者福祉の発展とともに少しずつ変化しているように思います。
 私の事業所はまかぜは、餃子の激戦地区浜松で授産製品として浜松餃子の製造と販売を行っています。なぜあえて競争率の高い餃子を選んだのかは聞かないでください(笑)どうやって他の店と差別化していけばいいのか、障害者を全面に出すべきか、色々悩みはつきません。おいしい餃子を作るだけじゃ売れない・・一般の商品と肩を並べる現実は厳しいし、色々と模索する毎日でした。現在、事業所発足当初の売り上げより3倍以上の実績を出すまでになりましたが、それでもはまかぜの浜松餃子が地域の方に浸透しているかというと、そうではありません。じゃあ、どうすればいいのか・・・。  私は、今回実行委員をやらせていただき、授産製品の在り方について疑問を持ち続けるためにも、このコンクールは必要なのではないかと思うようになりました。審査方法、審査員、審査基準、運営方法等々、賛否両論はありますが、参加した事業所がお互いの授産製品について、あーでもない、こーでもないと意見交換する場が必要ではないかと思います。又、ぜひこの授産製品コンクールの今後にあり方についても、事業所のみなさんにも声を大にして意見を言ってほしいと思っています。
 最後に、はまかぜは今年も懲りずに餃子で勝負します!!授産製品としての浜松餃子を今年もみなさんにみていただき、評価をしていただきたいと思っています。 スイーツには負けません!!たぶんね…(笑)

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