映画ご紹介【ダウン症の女性と父のかけがえのない時間の物語】
2021年07月13日静岡市葵区御幸町の静岡シネ・ギャラリーにて8月上映予定の映画をご紹介します。
『わたしはダフネ』
第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門国際批評家連盟賞受賞作品
ダフネは快活で社交的なダウン症の女性。スーパーで働きながら、母マリア、父ルイジと平穏に暮らしていた。しかしマリアに突然の死が訪れ生活が一変。年老いたルイジは自分が死んだら娘が独り残されてしまう、と不安に苛まれてふさぎ込んでしまう。ある日、ダフネは母の生まれた村を訪れてみようと父に提案。その旅は、愛する人の死を乗り越え、お互いを理解し合うための、かけがえのないものになっていく・・・。

主人公のダフネを演じたカロリーナ・ラスパンティさんは自身もダウン症で、監督がSNSで見出しこの役に選ばれました。女優初挑戦ながら、チャーミングでシニカルな自然体の演技は、この映画を観た人々を魅了しました。
【公開】8月6日(金曜日)~8月19日(木曜日)
詳しくは静岡シネ・ギャラリーのホームページをご覧ください。
※上映時間公開は、映画公開の前週になります。