授産製品コンクールへの想い④
2016年08月10日授産製品コンクールへの想い 4
~平成28年度授産製品コンクール 石部 陽子 実行委員~
(社会福祉法人 静岡手をつなぐ育成の会 ラポール安倍川)
今年も授産製品コンクールの季節がやってきました。私が所属する社会福祉法人 静岡手をつなぐ育成の会 ラポール安倍川は、機織り一筋28年の事業所です。この授産製品コンクールには平成10年から参加、今年は19回目の挑戦となります。利用者・職員が一丸となって取り組む楽しみな行事であり、コンクールにかける熱い思いは、どこにも負けません!
コンクールにむけての準備は、試行錯誤の繰り返し、利用者さんのもつ無限の可能性に目をむけ、それをどう製品に生かすか考える過程は貴重で、楽しい時間です。職員のスキルアップにも繋がっています。また、コンクールに参加する良さに、プロの審査員の丁寧な評価が頂けることがあります。毎回、デザイン・サイズ・素材・価格等、細かいところまで的確なアドバイスを頂き、よりよい製品づくりの参考となっています。
光栄なことに、受賞の喜びも何度か経験しました。表彰式でのご本人の誇らしく幸せそうな笑顔には、この賞がもつ大きな魅力を感じます。そして、職場が活気づき、来年度への励みとなります。受賞をきっかけに、某大手インターネット販売業者の方から声をかけられるという好機にも恵まれました。受賞の効果は、販路拡大にも役立っています。
利用者さんと新たな挑戦を楽しみながら、授産製品の品質向上を目指していきたいと思います。新しい試みは決して楽なことではありませんが、皆様、是非一緒にチャレンジし続けていきましょう!!
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