しずおか授産品ブランド 個別支援8
2019年01月09日平成30年12月27日(木曜日)しずおか農産加工授産品ブランド化事業 (特非)にじのかけ橋 アルシオンの第2回目の個別支援が、同法人のワンルーチェにおいて行なわれました。
アルシオンの課題は、三島うなぎ野菜パンの新商品と販路開拓です。静岡中央調理製菓専門学校 教務部長 中島先生に実技指導とともに新商品の試作をお願いしました。
まずは、大根パンとさつまいも&にんじんパンを試作しました。
中島先生指導により、アルシオンで採れたての野菜を使い、野菜素材はいずれも、素材の良さを強調させるため、下味をつける事をしないで、さらにペースト状で練り込むことをせずに角切りで使用しました。
大根パンには、リンゴ、梨を加えクルミをトッピングしました。冬季に収穫された大根の甘さを強調したヘルシー志向のパンが出来上がりました。
さつまいも&にんじんパンも同様に、野菜本来の甘さを引き出すことが出来、野菜嫌いの子どもにお薦めのパンが出来上りました。
次に、同法人が運営する「サラダバーばる」で提供されている「三島うなぎ野菜」を使用している評判のカレーを使ってカレーパンを作りました。ヘルシー感を出すために揚げずに仕上げ、カレーパンが完成しました。
また、これも採れたての蕪のクリーム煮を使用したパンを作りました。どちらも、充分に野菜を強調でき、とても上品な仕上がりでした。
今回の試作で、「三島野菜うなぎパン」の方向性が見えてきました。今後もさらに改良を加え、他店と差別化できる「三島野菜うなぎパン」の完成を目指します。
次回の個別支援は、惣菜パンに挑戦します。