【セミナー報告】農福連携支援事業 東部視察
2016年11月04日平成28年11月2日(水曜)農福連携による工賃向上支援事業 東部地区視察が行われました。
1軒目の視察先は、リーフレタスの水耕栽培を行う、社会福祉法人ステップ・ワン「ゆめ農」です。施設長の根上様と支援員の渡邊様に、お話をおうかがいしました。
こちらのリーフレタスは、ステップ・ワンの運営する喫茶店でも使用されています。さらに大きな販売先としてマックスバリュ東海の系列店 御殿場市、三島、沼津、伊豆の各店舗にて「御殿場リーフレタス」として販売されています。
富士山から流れ出る天然バナジウム豊富な水を利用した、安全・安心なリーフレタスは、柔らかく苦味やクセが少ないのが特長です。
根上様から個々の能力に応じた作業と販売ルートの確立について教えていただきました。
2軒目は、駿東郡小山町にある農業生産法人株式会社富士小山企画農園「エコファームふじの郷」です。
エコファームふじの郷は、富士山特有の「赤まき土」を使い、富士山のミネラルを豊富に含んだ排水性の良い、野菜の根が元気に育つといわれる独特の土壌です。栽培に使われる肥料は、有機資材認定の肥料を使い安心・安全・美味しい野菜作りを目指しています。
エコファームふじの郷で作られる「金太郎トマト」は、いまや小山町の特産品となっており、実際試食をさせていただくと、味が濃くたいへん甘いトマトでした。
6次産業にも取り組んでおり、トマトアイスやシャーベットなどを地元コンビニや高速道路SA、道の駅で展開しています。
◆プレスリリース(岳麓新聞・平成28年11月6日)