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【セミナー報告】農福連携支援事業 個別支援⑦

2018年02月27日

平成30年2月9日(金曜)御殿場市の「就労継続支援B型事業所 のぞみ作業所」において浜島ファーム浜島 茂様にご指導いただき、第2回目の個別支援を実施しました。
苗床の地温の管理では、支柱を立ててあたたかな空気の層ができるように2枚のビニールシートを間隔をあけて二重にすると保温性が高まること、苗を置く場所に傾斜があるために均等に水分が行き届かなかったり、日照に差が出たりするときは苗をローテーションさせてあげることなどの指導がありました。

農福連携支援事業 7

 

続いて、平成30年2月9日(金曜)三島市の「特定非営利活動法人 けるん」で公益財団法人 農業環境健康研究所 河野講師のもと、2回目の個別支援を実施しました。

今回は野菜の基本講座としてテーマは
①原産地から栽培特性を知る。 
②実際に栽培する自分たちの畑の土壌を知る 

農福連携支援事業 7

原産地から特性を知るために「中央アジア・西アジア」「ヨーロッパ」「アフリカ」「中央アフリカ」「アメリカ」を原産地とする野菜の紹介があり、気候から光を好む野菜・日陰を好む野菜、高い温度を好む・涼しい温度を好むなど野菜の特性を知りました。また、同じ畑に同じ種類の作物を同時期に栽培すると生じる連作障害についても学ぶことができました。
土壌については、PH濃度や傾斜度、水はけなどの条件があり、三島市周辺の土壌は「関東ローム層」であり、表面は水はけは良いが下層は粘土質で固まり、水はけが良くないことが分かりました。また、多くの野菜が嫌う酸性の強い土壌であることもわかりました。

 

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