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【農福連携】浅野バラ園(焼津市)除草作業

2021年06月18日

令和3年6月17日(木曜日)焼津市の浅野バラ園(代表:浅野勝央氏)において、

藤枝市にある障害福祉サービス事業所「㈱リカバリー・リカバリーB型」の利用者3名、職員2名によりバラの 溶液ベッドの除草作業が開始されました。

2500坪の温室には50品種のバラが3ベッド(1ベッド25メートル)、併せて150ベッド栽培されています。

植え付け後、徐々にカタバミ、シダ等の雑草が繁茂し始めバラの生育に悪影響を及ぼすことから、皮手袋をつけて、株もとからバラのとげを避けながら、バラの若い芽を傷つけないように雑草を引き抜く難易度の高い作業です。利用者は職員の作業指示に従って慎重に進めていました。

浅野バラ園では大規模経営であり、今回の除草作業を始め、アーチング栽培により折り曲げた枝の花柄摘みや、5年に1度行う株の更新時の片づけ作業と定植作業など、通年作業が必要なため、福祉事業所との連携に取り組むことになりました。リカバリーでは、毎日、午前中2時間作業を予定しており、次週からは焼津市の事業所「焼津の空と大地と」も 作業に加わることから、総合力で農家の期待に応えることができると思われます。

※アーチング栽培…バラ切り花栽培法。枝葉部をアーチ状に折り下げる方法により株元に光が十分に当たり、たくましい新梢が発生し、高品質のバラが育つ。

 

(農福連携コーディネーター 大石)

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