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沼津市にある障害福祉サービス事業所「社会福祉法人桂華会 多比工房」を訪問しました。

多比工房は、20名の利用者さんが特性や希望を活かしてリネン部門または、受託部門に分かれて作業をしています。

リネン部門は、宿泊施設・高齢者施設・病院のシーツやバスタオル、バスローブなどをコインランドリーのような作業場でクリーニングしています。集配から仕分け、洗濯、乾燥、畳み、梱包をして、配送まで行っています。

受託部門は、地元企業の下請けの作業を行っています。この日は、長い両面テープにフックを付けて、決まったサイズに切り離していく作業をしていました。はみ出した部分がしっかり綺麗にカットされているか、みんなで2重3重のチェックをして納品できる商品にしていきます。細かい作業を丁寧に行なっている利用者さんの表情はとても真剣でした。

また、今年の3月からリネン部門と受託部門から10名の利用者さんが、近くにある畑で野菜を育てています。昨年から農福連携で培ったノウハウを活かして、一生懸命育てた野菜は、とも沼津店で販売するとすぐに売り切れてしまう人気商品です。

現在は、さつまいもを収穫中！甘くておいしい紅はるかは、まさに今が旬です。

利用者の皆さんは、自分たちが育てた野菜がどんどん実っていく様子に感動して、楽しんで収穫している、との事です。もうすぐ里芋の収穫が始まるそうなので、まだまだおいしい野菜が採れそうですね。