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農福連携事業 お茶刈り実習が行われました!

2020年11月27日

令和2年11月18日(水曜日)静岡市葵区にある「足久保ティーワークス」において、お茶刈りの実習が行われました。

本年度オールしずおかベストコミュニティでは、農福連携事業の一環として、福祉事業所が、農業者からの請負作業を受注しやすいように農業の基礎や技術の向上を図るために参加者が機械操作や農作業等を体験できる研修を企画しました。

今回の講師は、「株式会社よしもと」代表取締役 吉本 邦弘様をお迎えしました。

早朝、雨が降り茶畑が濡れて作業ができるか心配になりましたが、天候が回復し日差しも強くなり、茶畑はすっかり渇き良い状態の中で実習が行われました。

参加者は、「フォルテあしくぼ」「多機能型まどい」「よしもとファーム」の福祉事業所から9人の方が参加しました。

 まずは、講師から、実際のお茶刈機の構造を教えてもらいました。

お茶刈機にはお茶を刈るものと、刈込専用のものがある事を知りました。刈込専用のほうが軽いのでこれを二人で持って実際のお茶畑の中を歩きました。見たのと実際にやってみるのとは全く違って、お茶刈機の高さを一定にして機械が、上下に動かないように歩くのは難しかったです。しかし、持ち方や歩き方を教えてもらうとだいぶ作業が楽になりました。

続いて刈ったお茶の葉が入る大きな布袋をお茶刈機に付けてみました。袋にお茶の葉が入っていくとすぐに重たくなるそうです。この袋を運ぶだけでもお茶農家の方達は助かるそうです。

最後に足久保ティワークスを見学させていただきました。ここは製茶のライン工場です。中に入ると思いのほか大きな機械が並んでいて圧倒されました。稼働している工場はもっと迫力があるでしょう。活気あふれる様子と、よいお茶の香りが想像されます。

この実習に参加して、お茶刈の季節にはお茶を刈る他にも袋の移動、工場の作業等多くの人手を必要としていることがわかりました。参加した皆さんのからは楽しく学べたと感想をいただきました。

今後、様々な農作業に参加していただきたいと思います。

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