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福産品ブランド候補支援報告「御殿場御穀弁当」「とろけるお茶」

2020年12月25日

静岡県では、福産品の製造・流通・販売など様々な場面において、「地域の事業所は地域全体で応援する」仕組みを構築することを目指しています。

その一環として、障害者就労支援事業所で製造された福産品をブランド認定し、付加価値を高めることで、消費者の購入活動の促進を図り、障がいのある人の工賃向上を目指す「ふじのくに福産品ブランド化事業を推進しています。オールしずおかベストコミュニティでは、この事業を受託し、令和2年度「ふじのくに福産品ブランド認定候補品を製造する事業所に対して、専門家を派遣し、各事業所の状況に合わせた、製品改良に資する指導、助言等を実施しています。

令和2年12月7日(月曜日)御殿場市にある障害福祉事業所「ロバのみみ」において個別支援の第3回が行われました。「ロバのみみの」の商品は、「御殿場御穀弁当」、御殿場産の食材を活用して現代人に欠けている栄養素を補える素材にこだわり、ヘルシーだが満足感が得られる弁当を目指しています。

講師は、フードコーディネーターの「食の恵み」の小杉様にお願いしました。

食材は、御殿場コシヒカリをはじめ地元産にこだわり自家栽培の作物を中心に構成されています。

講師からはターゲットにあったメニュー、味は勿論 色どりや、食材の切り方、弁当内の配置などの指導が行われました。御殿場名産弁当として、小田急に採用されるような弁当を目指します。

令和2年12月16日(水曜日)同じく御殿場市にある障害福祉事業所「ステップ・ワン」において個別支援の第1回が行われました。

ステップ・ワンのふじのくに福産品候補製品は、「とろけるお茶(仮称)」と「ホワイトセロリ」です。

講師は、マーケティング・プランナー(有)サンディオスの津賀様をお招きしました。

まず「とろけるお茶」ですが、古くから御殿場の駒門や竃地区の茶栽培は有名です。ステップ・ワンでは、この茶畑を借り昨年からお茶の栽培を行っています。栽培しているお茶の特徴は、清涼感、青香、渋み、旨味がある浅蒸し煎茶を粉状にしている点にあります。この利点を盛り込んだ新しいネーミングを付けるための協議が行われました。

「ホワイトセロリ」は、現在ブランド化されている水耕栽培の「御殿場リーフレタス」の圃場を拡大して水耕栽培で作られました。梱包方法や独自シールの作成などが検討されました。

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