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授産製品コンクールへの想い①

2016年07月22日

授産製品コンクールへの想い 1
~静岡大学名誉教授 大村知子 先生~

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平成28年度第19回静岡県授産製品コンクールへの応募が開始されました。
そこでコンクールへの関わりが深い皆様方にお願いして、授産製品コンクールへの想いを語っていただきます。
第1回は、平成21年度からコンクールの審査委員長をお引き受けいただき、 本年度も審査委員長と作品部門の審査をお願いしている 静岡大学名誉教授の大村先生にお話しをおうかがいしました。
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コンクールの参加製品は、どの分野も年々クオリティ向上と共に、製品も多様化しています。利用者さんそして事業所の方々・関係者の方々の努力と創意工夫が、成果として現れているのだと思います。

 品質向上が重要であることはもちろんですが、利用者さんの可能性を引き出す努力と豊かな発想と工夫を製品製造につなげることが、利用者さんの社会の一員としての自覚と生きがいを創生していくと考えます。利用者さん達にとって、コンクール参加は他の事業所の様子を知り、製作プロセスのヒントを得るなどの貴重な機会でもあるように見受けます。 コンクールに応募すること自体に大切な意味があると考えます。応募することによって製品の改良すべき点だけでなく誇れる点も見つけられるチャンスではないでしょうか。その経験が蓄積されて、次に向けたレベルアップにもなると思うからです。

 今年のコンクールの受賞製品も数多く商品化されて、消費者に選ばれ喜んでもらえるような授産製品となるようにと期待いたします。

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