農福連携支援事業 第2回集合研修開催
2019年12月04日農福連携支援事業は、障がいのある人が農業分野での職域を広げ、工賃向上を目指し、農業の担い手不足の解消につなげる事業です。
令和元年12月3日(火曜日)障害者働く幸せ創出センターにおいて、集合研修が開催されました。講師は社会福祉法人進和学園 しんわルネッサンス 瀬戸利彦施設長、「農業を始めてから6次化に至るまで」のテーマで講演会が開催されました。
しんわルネッサンスでは大手自動車部品の組み立ての下請け業務をしていましたが、リーマンショックの影響から、規模を縮小し、多角化に舵を切りますが、直接農業に係るのではなく、地域の農産物を利用した加工に取り組み、受託加工、平塚市との連携、見本市の出店、産業間ネットワーク、異業種連携など発展していく過程を細かく説明していただき、大変興味深い講演会となりました。
質疑応答では、商品開発に至るまでの道のりを詳しくお話しいただき、地域でのネットワーク構築の大切さを、時にはJAや行政に相談する頼ることも大切だという貴重なお話をしていただきました。
皆さん講演後の名刺交換の時間も行列ができ、講演の感動を熱く語っていました。
(支援部 農福担当 大石郁子)