農福連携支援事業は、農業に取り組んでいる障害福祉サービス事業所に対して、農業技術や6次産業で指導や助言が出来る専門家の派遣・農作物や加工品のマルシェ(即売会)を実施し、農福連携の推進をするものです。障がいのある人の農業分野での職域を広げることで、工賃向上を期待するとともに、農業の担い手不足の解消につなげます。
【事業概要】
集合研修・・・・・「共同受注農作業」、「農業における障害者の可能性」
視察・・・・・・・農福連携先進事業所、認定農業者への視察
個別支援・・・・・事業レベルにあわせた専門家による個別研修
マルシェ開催・・・生鮮・加工農産物、ジャム・ジュース等の販売会
【対象事業所】
就労継続支援A型、就労継続支援B型
【定員】
30事業所
【申込締切】
平成29年10月27日(金曜日)
【問合せ先】
NPO法人オールしずおかベストコミュニティ 支援部 松井
TEL 054-251-3515 FAX 054-251-3516 E-mail m-masao@all-shizuoka.or.jp
【開催要項】
Ⅰ.集合研修
第1回テーマ:共同受注農作業(地域との連携)
内 容:農福連携には、繁忙時期に農家の作業を手伝う形もあります。まずは関わる
ところから初め自主栽培に移行して行く事例を紹介します。
講 師:香川県社会就労センター協議会 理事長兼管理者 髙橋英雄 氏
講師紹介:農家の労働力不足解消のために施設利用者を派遣するシステムを全国に
先駆けて確立している。
香川県社会就労センター協議会http://asahien.or.jp/(外部リンク)
日 時:平成29年11月30日(木曜日) 10:00~12:30
会 場:グランシップ 10階 1003会議室(静岡市駿河区東静岡2-3-1)
第2回テーマ:農業における障害者の可能性
内 容:6次化先進事業所の実施例を交えて、福祉事業所の農業への取組方を学ぶ。
講 師:社会福祉法人 くりのみ園 理事長 島津隆雄 氏
講師紹介:障がいのある方が、地域の人達と共に生活して行けるシステムを農業で
確立している認定農業者法人。6次産業化認定業者でもある。
社会福祉法人くりのみ園http://kurinomien.com/(外部リンク)
日 時:平成29年11月30日(木曜日) 13:30~16:00
会 場:グランシップ 10階 1003会議室(静岡市駿河区東静岡2-3-1)
Ⅱ.視察研修
第1回視察先:愛知県豊田市 社会福祉法人 無門福祉会(自然栽培パーティー)
視察先紹介:「自然栽培パーティー」の中心的事業所。自然栽培の実地を体験視察。
社会福祉法人無門福祉会http://www.mumon-fukushi.net/(外部リンク)
日 時:平成29年11月15日(水曜日) 8:30出発 ~17:00帰着
集 合:JR静岡駅 南口
第2回視察先:山梨県北杜市長坂町 社会福祉法人 八ヶ岳名水会
視察先紹介:養鶏農家や高齢農家からの作業委託を経て自ら鶏卵、野菜などを
栽培し、ジャム、みそなど6次産業商品の販売を行っている。
社会福祉法人八ヶ岳名水会http://www.y-meisui.or.jp/(外部リンク)
日 時:平成29年12月上旬 8:30出発 ~17:00帰着
集 合:JR静岡駅 南口
第3回視察先:伊豆の国市 一般社団法人MOA自然農法文化事業団
視察先紹介:農薬・化学肥料に使用(依存)しない農法を実践しています。
一般社団法人MOA自然農法文化事業団http://moaagri.or.jp/
日 時:平成29年12月上旬
集 合:JR三島駅 北口
Ⅲ.個別支援
概 要:個別支援は、事業所の要望を確認したうえで、適切な人材を派遣します。
例えば、
・農地の適した農作物を知り、作付面積をどう増やしたらよいか。
・障害のある人の農作業方法を学ぶ。
・6次化へ向けて商品の企画から経営までを学ぶ。
実施場所:自事業所若しくは、講師指定場所
回 数:1事業所あたり3~4回
Ⅳ.マルシェ開催
第1回
日 時:平成29年11月18日(土曜日) 10:15~15:00
場 所:葵スクエア(静岡市葵区)
第2回
日 時:平成30年3月 中旬の日曜日開始予定
場 所:葵スクエア(静岡市葵区)
概 要:県内で作られた、農作物・加工品などの6次化商品の展示と販売会の実施。