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【農福連携】水田の畔草刈り作業へトライしました

2022年10月06日

水田農業経営は規模拡大により収益性を高めていますが、規模が拡大するにつれ水田の畔草の除草作業が負担になっています。そこで、オールしずお かベストコミュニティーでは、農業生産現場からの需要にこたえることができるよう、数年来草刈り機作業技術向上研修を実施しています。

 

 

令和4年10月4日、焼津市上新田の若杉農園(代表;若杉雅浩氏)の水田で、藤枝市の社会福祉法人心愛志太就労継続B型事業所藤枝第二心愛の利用者2名、職員2名(うち1名は草刈り機操作技術資格取得者)により、畦畔と農道法面の除草作業が行われました。

 

 

腰の高さまで成長した上、倒伏した雑草を草刈機で刈る作業は、草の倒れた方向や角度を観察して、体の位置や草刈り機の刃の角度も変えながらの、難易度の高い作業です。しかも、排水溝近くの傾斜した箇所では、足場に注意しながら慎重に作業しました。草刈り機操作技術取得者の指導を受け、安全に注意し慎重に作業をしてい た利用者も、草刈り機の操作に慣れるにつれ、広々とした水田の四方の畦畔を軽快に作業できたようでした。若杉氏は、草刈り作業を任せることで、 水稲の収穫作業に専念できたことを高く評価しました。若杉農園では10月中旬の水稲収穫作業終了後も、水田畦畔除草作業を委託したいと考えているようです。

(農福連携コーディネーター 大石)

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